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2009年9月29日 10:00 / カテゴリ:[ コラム ]
日経225先物の取引対象は「日経平均株価指数」です。
現実に銘柄を買うわけではなく、買う権利や売る権利を取引するものなので、反対売買による差金決済が行われることになります。
そのため、先物は売り建てから取引を始めることが出来ますし、下げ相場でも利益を出すことが出来るのです。
また日経225先物取引の場合は、対象とする原資産(日経平均)の将来の値段で、利益や損失が決まるので、もし損失が生じた場合でも決済できるように「証拠金(保証金のようなもの)」が必要になります。
この証拠金は証券会社に預けられます。
もし損失額が証拠金を上回るような場合には追加で徴収される場合があります。
また日経225先物はレバレッジを聞かせて大きなリターンを見込むことができますが、反面大きなリスクを覚悟する必要があります。
このため日経225先物取引ではSPAN証拠金をもとに、証券会社が一枚の売買に必要な必要最低証拠金を定めています。
かりにSPAN証拠金が30万円必要で、150%の最低証拠金が必要な場合は、一枚の投資をするために必要な資金は45万円となります。
10円値動きしただけで1万円の利益か損失が発生していることになります。
取引を行う時には、このように証拠金以上のリスクがあることを認識しておく必要があるのです。
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